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zoom RSS Blink-182 "Neighborhoods"

<<   作成日時 : 2011/09/29 21:25   >>

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Neighborhoods [Deluxe Explicit Version] (2011)
Genre: Alternative/Pop Punk/Rock
Label: DGC

1.Ghost On The Dance Floor
2.Natives
3.Up All Night
4.After Midnight
5.Snake Charmer
6.Heart's All Gone Interlude
7.Heart's All Gone
8.Wishing Well
9.Kaleidoscope
10.This Is Home
11.MH 4.18.2011
12.Love Is Dangerous
13.Fighting The Gravity
14.Even If She Falls


さて、いよいよ8年ぶりとなるBlink-182の新作が出ました!いったいどれほど多くの人がこの時を待ちわびていたのか!自分の音楽の原点となったバンド(まあ、彼らをひたすらにリピートしていた高校時代にはもう活動停止していましたがw)なので、感謝の意味も込めて、全曲レビューしてみたいと思いますw

まずは、需要ないと思いますがBlink-182についてちょっと振り返ってみますw

Blink-182といえば、2ndアルバム「Dude Ranch」以降、メロコア系ポップパンクサウンドに身近なことを歌詞に乗せ、疾走感溢れるおバカなパンクバンドとして、音楽シーン・ファッション、あらゆる面でキッズを虜にし、シーンを牽引してきました。彼らの音楽センスは言わずもがなですが、What's My Age Again?等のPVを見ると一目瞭然なように、少々下品ながらもユーモアのセンスに溢れる稀有なバンドでした。

しかしながら、彼らの凄いところは、ただ楽しくておバカなものには留まらず、音楽的にも、歌詞にも常に新たな要素を取り入れ、やりたいことをやりつつもシーンをリードし続けたことでしょう。4thアルバムの「Take Off Your Pants and Jacket」では、ユーモアは失わずとも、シリアスな内容も含まれており、また歌詞もより一層若者の共感を得られるような中身のあるものへと変わって行きました。それが確実に目に見える結果となって現れたのが5thアルバムの「Blink-182」です。今までのおバカ路線は影を潜め、ジャンル的にはヒップホップやニュー・ウェイブを、曲調もシリアスな曲、エモい曲、激しい曲、そして音響効果まで上手に取り入れたその作風は、まとまりこそ欠けていたものの、Blink-182というバンドがポップパンクの枠に留まらない、ある種の普遍性を持つ可能性を感じさせるには十分なものでした。

ところが、彼らの個々の音楽に対する探究心がここで裏目に出てしまいます。よくある『音楽性の違い』ってやつですがw ギターのトムがオルタナ方面に傾倒し、ベースのマークと不仲に(トムはドラムのトラヴィスと共に、並行してBox Car Racerをやってたことも原因かも・・)。そして2005年に無期限の活動停止を発表するに至りました。

Blink-182自体の活動が止まっても、彼ら個々人の活動が止まったわけではなく、トムはオルタナ色の強いAngels & Airwavesを結成、歌い方も感傷的な感じ?(少し湿った感じ?)に切り替え、独自の宇宙っぽくも優しい音楽に取り組み始めました。一方マークはトラヴィスと共に+44というバンドを結成し、こちらは少々オシャレで大人なポップパンクという感じでした。さらにマークはMotion City Soundtrackのアルバムのプロデュースも2枚手がけるなど、プロデューサーとしての実績も重ねていきます。また、トラヴィスもRancidのティムと組んでTransplantsでプレイしたり、ヒップホップやR&Bのアーティストとコラボするなど、幅広い分野で活躍しました。

各々が別な方向を向いていて、しかもそれぞれが順調だったので、Blink-182の再結成は有り得そうにもなかったのですが、2008年秋に事件は起こりました。ドラムのトラヴィスの乗っていたプライベート飛行機が離陸ミスで墜落し、トラヴィスともう一人を除く全員が亡くなるという事故が起こったのです。これをきっかけにトムとマークの不仲も緩和し、また3人でプレイしようという流れになり、現在に至る・・というわけです。

だらだら書いてきましたが、これら一連の経緯を念頭において新作を聴いてみるのも面白いかと思います。


まず、最初の「Ghost On The Dance Floor」ですが、これはAngels & Airwavesっぽいナンバーです。ただ、どことなくノリの良いポップな要素が垣間見えるので、あくまでこれはBlink-182の曲なのだなーという印象は確実に受けるでしょう。

で、2曲目のNatives


これはまさに『ブリンク節』といったところでしょうか。ポップパンクバンドは数多あれど、このノリはやはり彼らにしか出せないみたいです。不思議ですねwボーカル2人の声と掛け合い、そしてトラヴィスのドラムあっての曲なんでしょうね。

次は、シングルカットされる「Up All Night」


この曲が最初に先行公開されたときはなかなかに衝撃的でした。Angels & Airwaves的要素を多分に含んでいる感じもしますが、どちらかというと前作Blink-182でやったことの延長というか、発展型ですね。不思議と心地よいグルーヴ感は4th時代から垣間見えていましたが、いよいよ完全に自分たちのものにしたような、そんな印象を受けました。

そして「After Midnight」前の曲の延長上にある感じの良い意味で緩い一曲。ベースがいい味を出してます(前作までマークのベースってあまり印象に残らなかったのですが、これも成長ですよねw)。そして次の「Snake Charmer」もベースが良い感じなんですよね、これがw曲調はこれもAngels & Airwaves寄りですね。ベースが少しだけゴリッとしているのが良いアクセントになってます。

さて、インストを挟んでの「Heart's All Gone」


これは+44寄りな曲。マークの歌も上手くなってますねー。一番の聴きどころはトラヴィスのドラムですね!フィルインが面白いです。

お次は「Wishing Well」。キーボードから始まる独特なイントロで一瞬面食らいますが、ブリンクっぽさ溢れるキャッチーな一曲です。トムのボーカルの魅力が存分に発揮されています。こういう曲は3人が揃ったからこそ生まれたんだろうなーと思わず考えてしまいます。「Kaleidoscope」は、これまでのブリンクには無かったポスト・ハードコアのような曲。バンドとしての成長を実感できます。学生の頃ブリンクを聴いていた人は今はこういう曲こそしっくりくるという人も多いのではないでしょうか。

10曲目の「This Is Home」


この曲で印象的だったのは、トムの歌い方が以前のブリンクっぽいものであるということです(貼りつけた動画だとわかりにくいですが、、製品版とちょっと音が違うかな 汗)。バンドとしての一体感を感じるポップな曲。それにしても今回ベースが前に出てくること多いですねw

次の「MH 4.18.2011」はかつてのメロコア的ポップパンクな曲。この手の曲とマークのボーカルの相性はいいですねー。サビで綺麗な盛り上がり方をするのが4thまでのブリンクとの違いですよね。さて、「Love Is Dangerous」について、これは今までのブリンクにはなかったダンサブルなナンバー。どちらかというと後期FOBが得意にしてそうな感じの入りではありますが、これをトムのボーカルがぴったりハマるように持っていく曲運びは上手いです。

ボーナストラックいきます。「Fighting The Gravity」まあタイトルからもイメージできるように宇宙っぽい曲ですねwこれはトムの趣味だと思うんですけど、ボーカルはマークなんですねぇ。不思議なフワフワ感がなんともw
ラストの「Even If She Falls」これはAngels & Airwavesとブリンクの中間って感じですね。バランスの良い曲です。でもインパクトは弱いのでやはりボートラ扱いなんですねー。

以上、無駄に長くなってしまいましたが全曲ざっとレビューしてみました。
メンバー3人がそれぞれ培ってきた音楽性をとにかくぶち込んでみた、という感じの作風なのですが、それでいてある程度統一感を保っているのはマークのプロデューサーとしての手腕でしょうか(かつて彼らをプロデュースしていた名匠ジェリー・フィンが近年亡くなってしまったこともあり、今作はセルフプロデュース)。どの要素もまだ完全には融合し切っていないものの、良い方向に働いているのは聴いてみると明らかです。彼らは前作「Blink-182」の延長上の作品と言っていますが、個人的にはその前の「Take Off Your Pants And Jacket」に近い雰囲気を感じました。バンドとしての一体感というか、充実度が作風に現れているな、と。次回作が出るとすれば、3人が持ち寄った要素をより上手に消化して、完全なBlink-182のサウンドとして私達に聴かせてくれるような、そんな気がします。彼らはまだまだ音楽シーンに影響を与えてくれるでしょう。今後も目が離せませんねw

ブリンクが好きな人はもとより、エモ好き、或いはポップなロック好きなら誰でも楽しんで聴くことが出来ると思います。より一層の普遍性を獲得したBlink-182を是非聴いてみてください!

※World's On Heroinを覗かせていただいたら、やはりtsukasaさんも全曲レビューやってましたねw Blink愛が伝わる熱いレビューなので、是非こちらも覗いてみてください!

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